許された日
神様がおっぽり出した、
まんまるのお月さま。
アスファルトの道端に咲いた、
乳白色の花。
埃を被ったサフラン色の想いが、
僕の体を光らせる。
隣を歩くあなたの腕から、
どくどく響くあなたの脈。
僕のものとは少しずれているけれど
大切なのは、受け入れること。
夜空を跳ねるトビウオは告げる
僕たちの時間は、
まだ許されていると。
あなたへの懸想は、
隠すこともない。
神様と目があっても。
瞳を見透かされても。
ずいぶん遠くまで歩いてきたのに、
乳白色の花をまたみつけた。
今夜は発光ダイオードを飲み込んだみたいに、
やけに体が熱い。
まんまるのお月さま。
アスファルトの道端に咲いた、
乳白色の花。
埃を被ったサフラン色の想いが、
僕の体を光らせる。
隣を歩くあなたの腕から、
どくどく響くあなたの脈。
僕のものとは少しずれているけれど
大切なのは、受け入れること。
夜空を跳ねるトビウオは告げる
僕たちの時間は、
まだ許されていると。
あなたへの懸想は、
隠すこともない。
神様と目があっても。
瞳を見透かされても。
ずいぶん遠くまで歩いてきたのに、
乳白色の花をまたみつけた。
今夜は発光ダイオードを飲み込んだみたいに、
やけに体が熱い。