お寿司を食べに。
キラキラしていて、嬉しい一日。
おばあちゃんと一緒に、お寿司を食べに。
まぐろとこはだを、二皿ずつ。
かじきまぐろを、続いて一皿。
締めはあおさのお味噌汁。
それで十分。
僕はもう、お腹いっぱい。
おばあちゃん、「かっぱ巻き食べよう」。
「でも半分食べてくれる?」
僕はいいよ、って言う。
かっぱ巻き食べて、お腹はもう限界。
おばあちゃん、「たくあん巻き食べよう」。
「半分食べてね」
僕は今度も、いいよ、って言う。
たくあん巻き食べて、気持ち悪い。
キラキラしていて、嬉しい一日。
お腹がムカムカ、憂鬱な一日。
人のために生きてるってこういうこと。
ちゃんと断らな、台無しな一日。
それでも僕は、ニコニコ振る舞う。
「おばあちゃん、美味しかったよ」
おばあちゃんと一緒に、お寿司を食べに。
まぐろとこはだを、二皿ずつ。
かじきまぐろを、続いて一皿。
締めはあおさのお味噌汁。
それで十分。
僕はもう、お腹いっぱい。
おばあちゃん、「かっぱ巻き食べよう」。
「でも半分食べてくれる?」
僕はいいよ、って言う。
かっぱ巻き食べて、お腹はもう限界。
おばあちゃん、「たくあん巻き食べよう」。
「半分食べてね」
僕は今度も、いいよ、って言う。
たくあん巻き食べて、気持ち悪い。
キラキラしていて、嬉しい一日。
お腹がムカムカ、憂鬱な一日。
人のために生きてるってこういうこと。
ちゃんと断らな、台無しな一日。
それでも僕は、ニコニコ振る舞う。
「おばあちゃん、美味しかったよ」