ポエム
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あなたは僕に幻滅したでしょう。
凍る街角に雪が降るでしょう。
はらり、はらり。
はらり、はらり。

僕はあなたの名前を呼ぶでしょう。
それでも声は届かないのでしょう。
どぼり、どぼり。
どぼり、どぼり。

雪はいつまでも降り続くでしょう。
僕の心も凍ったままでしょう。
しらん、しらん。
しらん、しらん。

僕はあなたと笑う夢を見るでしょう。
その時はとても幸せでしょう。
ころん、ころん。
ころん、ころん。
23/04/26 18:40更新 / たろう



談話室



■作者メッセージ
僕はよく、人に幻滅されたとか、嫌われたとか、そんな想念を抱きます。本当にその人に幻滅されたのか、本当に嫌われたのかはわかりませんが、とにかく悲しい気持ちになります。

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