秋
眠れない朝は神様とおしゃべりする。
窓から見える秋空をみつめて
僕は一体誰なんですか?
あなたから見て、僕はどのような人間ですか?
僕は、僕の中に僕をたくさん飼っている。
他人に合わせて、いつも自分をオーダーメイドして。
でも最後に残ったのは、
この言われようのない怠惰な僕。
起き上がれない、涙も出ない。
口を開けて阿呆のように息をするばかり。
夜は、ひとりで獣と闘う。
僕の耳元で、家族が死ぬと囁くアイツ。
苦しいよう、苦しいよう。
ベットの下からミミズの鳴き声。
体の周りにコケが生えた。
僕の部屋には、ナイフみたいな朝日が差し込む。
窓から見える秋空をみつめて
僕は一体誰なんですか?
あなたから見て、僕はどのような人間ですか?
僕は、僕の中に僕をたくさん飼っている。
他人に合わせて、いつも自分をオーダーメイドして。
でも最後に残ったのは、
この言われようのない怠惰な僕。
起き上がれない、涙も出ない。
口を開けて阿呆のように息をするばかり。
夜は、ひとりで獣と闘う。
僕の耳元で、家族が死ぬと囁くアイツ。
苦しいよう、苦しいよう。
ベットの下からミミズの鳴き声。
体の周りにコケが生えた。
僕の部屋には、ナイフみたいな朝日が差し込む。