ポエム
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のりもの
のりものに乗った
小さな真昼だった
窓際の席に座ると
すぐ側には
窓があった
外は色彩豊かな
景色で満たされていて
足りないものなど
何もないように見えた
懐かしい誰かが
手を振っている
どうしたら
向こう側に行けるのだろう
窓ガラスにそっと触れる
水分を含んだそれは
わたしの目だった
25/08/13 08:53更新 /
たけだたもつ
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