ポエム
[
TOP
]
▼
教室
提出物の水牛が
ゆったりとした様子で
机の上を
壊している
言葉や数字との戦いに
日々明け暮れ
同級生の一人は
衣替えを終えた次の日
バッタのように逝った
日直の人が学級日誌を
さよならで埋め尽くしている間
僕はさっきから他のことで
謝り続けている
折れた白墨が
担任の手の中で
生臭くなっていく
明日も何某かの
自習があるだろう
24/03/19 08:25更新 /
たけだたもつ
Tweet
いいね!
≪
TOP
|
感想
|
メール登録
≫
まろやか投稿小説ぐれーと Ver2.35c