童話(夕焼けのポエットさん)
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とても素敵な詩だと感じました。 短いながら、夕焼けのイメージが机の引き出しにしまわれていくちびた鉛筆にまで差し込んでいくようです。 さよならを言うのが嫌でふざけていた、夕焼けの下のありふれた離別の姿に、得も言われぬ抒情を感じます。 「言葉をこえられるものは/言葉しかない」からこそ、鉛筆はちびたになっていく。書き綴ってきた言葉があるからそれでも捨てられずに、胸の中にも見える机の引き出しにしまわれていくのでしょう。 美しい風景が、全ての言葉に繋がっていく。 感動いたしました。ありがとうございました。 秋山 青生 23/10/25 13:23 評価:感動した!
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志月 23/10/25 17:14 評価:とても良かった!
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秋山青生さん、コメントありがとうございます。 丁寧に読み込んでくださって重ねて御礼申し上げます。 ちょうど20年前に書いたものです。 実は当時は 言葉をこえられるものは言葉ではない と書いていましたが、20年を経て、言葉しかない と確信し書き直しました。 そうすると、ちびた鉛筆の意味合いもまったく逆になる。 自分で言うのもアレですが、だから言葉って、やっぱり 面白いと感じました。 志月さん、とても良かった!いただきました。 ありがとうございます。 童話シリーズ、後3話で終わりにします。 たけだたもつ 23/10/26 07:08
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