10年の往復
10年戻ろう
わがままを通そうと泣きじゃくる
あの子どもは種ですらなかったこと
新たな門出に立たされた僕は
期待と寂しさで胸を満たすくらい純粋だったこと
それは揺るぎない事実だ
現在に帰ろう
あの子は欲求を訴え泣きじゃくっていること
僕は全てを悟ったフリをして煙を吐き出していること
あの子は安心して親の腕で眠るっていること
僕は最悪な現実を楽観して笑っていること
これも揺るぎない事実だ
10年進もう
あの子も同じように新たな門出に立たされること
僕は同じように反吐が出そうな現実を笑っていること
これはただの願望にすぎない、か
わがままを通そうと泣きじゃくる
あの子どもは種ですらなかったこと
新たな門出に立たされた僕は
期待と寂しさで胸を満たすくらい純粋だったこと
それは揺るぎない事実だ
現在に帰ろう
あの子は欲求を訴え泣きじゃくっていること
僕は全てを悟ったフリをして煙を吐き出していること
あの子は安心して親の腕で眠るっていること
僕は最悪な現実を楽観して笑っていること
これも揺るぎない事実だ
10年進もう
あの子も同じように新たな門出に立たされること
僕は同じように反吐が出そうな現実を笑っていること
これはただの願望にすぎない、か