ポエム
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追想
忘れもしない
あれは古典の補習を受ける前のこと
図書館で時間を潰していた

忘れもしない
3ヶ月後に足を踏み入れたこと
無慈悲さと無力さを感じた

よく知らない人の誕生日のように
日常のなかで埋もれていく

僕の世界では何もないただの1日で
祈ることも力を貸すこともできない
それでもこの時期になれば思い出す

記憶の片隅から呼び戻して
追想することで何かの償いと足しになればと
今年もこの日に思い出す
19/03/12 00:40更新 / サンドマン



談話室



■作者メッセージ
日付は変わりましたが、追悼と祈りに変えて。

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