言葉の刃
迫ってくる現実が嫌になって
僕は思いつきでそれを研いだ
別にどうするわけじゃない
それを使えば断ち切れるかもしれないと思っただけだ
でもいくら研いでも振り下ろさなければ
断ち切れないのは当然のことだ
僕はそっとそれをしまった
そうすることで普通の人間に擬態できるのだから
僕は思いつきでそれを研いだ
別にどうするわけじゃない
それを使えば断ち切れるかもしれないと思っただけだ
でもいくら研いでも振り下ろさなければ
断ち切れないのは当然のことだ
僕はそっとそれをしまった
そうすることで普通の人間に擬態できるのだから