招待状なんていらない
ただ、意識をこちらに寄越せばいい

下手だって恥ずかしがることはない
ここは君と僕だけの舞踏会

ドレスコードはなかったことにしよう
君と僕しかいないのだから

日が昇るまでのシンデレラ
ニワトリの鳴き声がが帰りの合図

明日も僕はここで待っているから
この場所で何度だって君と踊ろう

挨拶なんていらない
ただ、足を踏み込むだけでいい

遅くなっても謝ることはない
これは僕が好きで開いている舞踏会

今日の嫌なことはなかったことにしよう
だって僕らは踊っているのだから

現実では輝けないシンデレラ
眠りに落ちるのが始まりの合図

今日も僕はここで待っているから
この場所で何度だって僕と踊ろう

■作者メッセージ
踊っている夢を見ました。