ポエム
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知らない街を歩いて気づく

その街にも
歴史と匂いがあって

当たり前のように生活があって
違う街に住む僕には
新しい生活のように見えて

小学生の下校の叫び声
井戸端会議の笑い声
恋人たちの秘密の囁き声

すべてが当たり前なんだけど
新鮮に見えて
歴史の中にそれも埋もれていくんだなって

僕も僕の街の一部なんだって
誰しもがこの世界に歴史と匂いを忍ばせているんだって

僕が未だ知らない街にもそんな歴史と匂いがあるんだって
23/02/04 00:32更新 / 流れる月



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