ポエム
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思い出
なぜだろう
幼き頃を思い出す


サザンカの木の下で遊んでいる
そんな亡霊もいつしか見えなくなって


いつからだろう
両手で数えれないことばかりになって


疲れ切っているだけ
だから今日を耐え凌いで


でもそんな都てにも
慣れていくのでしょう


斜光に目を細めて
曙光で目が覚めて


サザンカが咲いて
少し自分に期待して失望して


ここで生きていくこと
ここで明日が消耗されていくこと


それを赦そう


くり返されていくことを
移りゆくことを
季節のように愛そう


そんな今も愛しき過去の一部なのだから

20/11/19 23:27更新 / 流れる月



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