ポエム
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蝸牛
遥か遠くから続いているの
このいのちは
みんなそれを私の名前で呼ぶけど
それは乗り物を変えて生きてきたの

その一貫性が背後にあるけど
変わらないってことじゃない
なんだってなれるよ
明日は何になりましょう
だって乗り物は変化するもの
あてもなくドライブするのもいいし
目的地を決めて走行するのもいいね
突然途絶えるかもしれないけど
それは誰にもわからない
あなたはまた姿を変えて乗り物を変えて生きていくよ

それゆえ、私は梅雨の葉の蝸牛に
あなたを偲ぶ
葉から葉へと移りゆくその姿
あなたはもうその姿ではない
在りし日の姿を重ねた
20/06/30 18:37更新 / 流れる月



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