ポエム
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正月の居間
眼鏡が割れた
目を失った
見えてたものが見えなくなった

祖父は言う
「俺はもうだめだ」と
体の不自由は絶望
思い通りにいかない苦痛
死に至ることを想起する

眼鏡を変えた
僕の目は誕生した
見えなかったものが見えるようになった

一歳の甥っ子は
みなから愛される
生まれることは希望
なんにでもなれるような楽観
尽きることのない未来を想起する

その間にいる僕
正月の居間にいる僕
20/01/17 13:21更新 / 流れる月



談話室



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