ポエム
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雪女と僕
凍える中で聞こえる
あなたはだれ あなたはだれ
それに答える
「僕はちっぽけ」

夜道すれ違う車のライト
歩行者の僕には眩しく見えた
だって僕は暗闇の中
すると同時に気づいた
鬱陶しく感じた光は
僕がずっと前から欲してたものだったと
気づいた時には後の祭り
真っ暗闇の中

ふと足を止める
自分に意識が向く
耳が痛く感じる
雪のせい
寒さのせい
あの言葉のせい
どうでもいいけど雪の精に会ってみたい
どうでもよくなってみたい
20/02/12 03:17更新 / 流れる月



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