共感
机から窓の外を見ると
川を隔てて建つ大きな集合住宅がある
南東を向いたこちら側のベランダには
いつも沢山の洗濯物が干してある
先日雨が降るのに干したままの洗濯物を見て
仕事から帰宅した住人の苦労のさまが目に浮かび
遠い記憶が蘇りもした
共感というものは
自身の経験があってこそのものなのか?
いや違う
人間に備わった想像力という能力ゆえに
共感は生まれるのだ
痛みへの共感--
今この時代にこそ
人間は本領を発揮すべきなのだ
罪の無い子どもたちが日々命を奪われる
そんな不条理をなぜ止められないのか?
なぜだ?
あきれるほどの無力を恥じるだけ
それでも
考える事をやめてはいけない
そう思う
川を隔てて建つ大きな集合住宅がある
南東を向いたこちら側のベランダには
いつも沢山の洗濯物が干してある
先日雨が降るのに干したままの洗濯物を見て
仕事から帰宅した住人の苦労のさまが目に浮かび
遠い記憶が蘇りもした
共感というものは
自身の経験があってこそのものなのか?
いや違う
人間に備わった想像力という能力ゆえに
共感は生まれるのだ
痛みへの共感--
今この時代にこそ
人間は本領を発揮すべきなのだ
罪の無い子どもたちが日々命を奪われる
そんな不条理をなぜ止められないのか?
なぜだ?
あきれるほどの無力を恥じるだけ
それでも
考える事をやめてはいけない
そう思う