これが最高の一目惚れ
ひび割れる時が待ちきれず
恋しさのあまり口付けた
いつの日か顔を見せる君へ

飛ばせてあげたい 小鳥の様に
群れの外でも居場所はある
ダメになりそうな 独りの夜は
毛布をめくり 寝顔を覗き込む真似で
冷めた眼差し 温めなおそう

殻の焼印 撫でて消し去り
繋がる掟にハサミを入れる
背いていると指さされても
望むままに連れてあげよう
絡まっていても 逆回りでも
在りたいままに伸ばしてあげよう
いつの日か顔を見せる君を