迷路
自覚も覚悟もないままに
入り口に立たされていた
付けていたはずのおしゃぶりも
いつのまにか無くしていた
真っ暗で何も見えなくて
地図なんて用意されていない
前触れのない行き止まりに
顔をぶつけて出した鼻血
感覚が掴めず 時に引き返し
ハズレの道を選び続けた
自信も血も流れていった
酒に酔った千鳥足で
デタラメにフラフラ進み
気がつけば出口 光の方へ
そんな人もいるようだ
地面に転がる空き缶を
蹴飛ばしてズルとみなしても
羨ましく思ったりもした
真似をして含んだアルコール
不快ですぐに吐き出した
同じようには行かないみたい
痛みもせず 涙も流さず
何となくゴールへ行けたなら
僕は迷路のどこにいるの
あと何度ぶつかればいいの
疲れてもたれた壁の向こうが
出口なのかもしれないと
思い込む力も底をつきた
いつまでも暗闇には
目が慣れることはなく
明かりを灯す術も分からず
駆け抜ける勇気も出せず
今日も小さく歩いていく
冷たい壁をずっと伝っていく
入り口に立たされていた
付けていたはずのおしゃぶりも
いつのまにか無くしていた
真っ暗で何も見えなくて
地図なんて用意されていない
前触れのない行き止まりに
顔をぶつけて出した鼻血
感覚が掴めず 時に引き返し
ハズレの道を選び続けた
自信も血も流れていった
酒に酔った千鳥足で
デタラメにフラフラ進み
気がつけば出口 光の方へ
そんな人もいるようだ
地面に転がる空き缶を
蹴飛ばしてズルとみなしても
羨ましく思ったりもした
真似をして含んだアルコール
不快ですぐに吐き出した
同じようには行かないみたい
痛みもせず 涙も流さず
何となくゴールへ行けたなら
僕は迷路のどこにいるの
あと何度ぶつかればいいの
疲れてもたれた壁の向こうが
出口なのかもしれないと
思い込む力も底をつきた
いつまでも暗闇には
目が慣れることはなく
明かりを灯す術も分からず
駆け抜ける勇気も出せず
今日も小さく歩いていく
冷たい壁をずっと伝っていく