ポエム
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初恋おめでとう
遊びに学びに打ち込んでも
段々と身につかなくなって
お友達という呼び方から
変わらずにはいられないと
そっと打ち明けた君の顔
大人の面影が見えた

背丈を追い越した時から
君も変わり始めていた
私が手を引かずとも
一人で前に進んでいた
私に答えを委ねずに
自分で全部わかっていた

仲が良くて楽しくて
一緒にいる時を経て
君は新たな芽生えを知り
迷わずに向き合っている

何も口を出さないし
大きく騒ぐこともない
ただ行方を見守って
胸の中で小さな拍手を
初恋おめでとう
誰よりもおめでとう
20/03/16 22:28更新 / ぬけあな



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