ポエム
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小爆発
しぼんで終わりたくなくて
ギリギリもスレスレもやり
笑ったり おどけたり
悩ませたり 慰めたり
いつでも気を引きつけた

知らんぷりしたことが
とぼけた分だけやってきて
恥ずかしさで満ちていた
見世物の様に浮いていた

もう街にはいられない
曇天の日の雲隠れ
あの子が描いてくれた
無邪気な笑顔のまま空へ

肌を刺すような寒さ
傘を差すような天気
誰も彼も下を向く時間
皆が見ていないうちに
皆を傷つけないように
そっと小さく爆ぜようかな
20/02/11 01:04更新 / ぬけあな



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