冬の手
両手に落ちてきた結晶は
知ってる様に溶けていく
眩しい光で迎えるはずの
運命を捻じ曲げていた
不条理に訪れる結末の
悲しみは分かるはずなのに
微笑んだ陰で色々壊した
知らない内に病んでいく
握りしめていた指も
涙を拭っていた甲も
弱く振っていた平も
全て同じ手のことさ
吐息をかけた程度では
消えない冷たさ抱いて
待ち焦がれた季節にきっと
君に似た小鳥は戻ってくる
そしてこの手に帰ってくる
そんな様を見られたならば
かじかんだ僕はまた動ける
凍りついた時はまた進める
そう信じて手を開いている
知ってる様に溶けていく
眩しい光で迎えるはずの
運命を捻じ曲げていた
不条理に訪れる結末の
悲しみは分かるはずなのに
微笑んだ陰で色々壊した
知らない内に病んでいく
握りしめていた指も
涙を拭っていた甲も
弱く振っていた平も
全て同じ手のことさ
吐息をかけた程度では
消えない冷たさ抱いて
待ち焦がれた季節にきっと
君に似た小鳥は戻ってくる
そしてこの手に帰ってくる
そんな様を見られたならば
かじかんだ僕はまた動ける
凍りついた時はまた進める
そう信じて手を開いている