ポエム
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モグラの夜明け
自分の向きもわからずに
君への想いで道を決めた
指された矢印に唾吐いて
遠回りだけど我を通した

かつての青さに引っ張られたり
自分が嫌になって爪を折ったり
答えはただ進むことしかなくて
ありもしない裏技探したりした

そんな喜怒哀楽を経由して
目指した場所に顔を出した
通り過ぎたり元に戻ったり
遅れすぎて歳も取ったけど
それでも辿り着けた夜明け

知らない色が姿を現して
縮んだ瞳が飛び上がるよ
君が最後まで見たがった
照らした地上を教えたい
君が最後まで欲しがった
光に刺されて召されたい
20/01/07 23:59更新 / ぬけあな



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