ポエム
[TOP]
HURRY UP
ブレーキ踏んだまま 眠っていたドラマ
過ぎていく時間の砂 黙って浴びていた
尻に火がついて ようやく目覚めた
情けない顔洗って 憑き物落とした

思い込みでもいいや 俺は主人公だ
高い柵を乗り越えて 走り始めた
半端なモノ全部 逆風に削がれた
それでも残った 届けたい言葉

噂を頼りに追いかけ なりふり構わず進め
本能の赴くまま 帰り方気にせず急げ
何も果たせなかった手で 小さな背中に触れ
恥じらい蹴散らして 思いの丈を飛ばせ
20/01/03 06:00更新 / ぬけあな



談話室



TOP | 感想 | メール登録


まろやか投稿小説ぐれーと Ver2.35c