車を日常利用している人、もしくは利用したことがある人は考えたことがあるのではないだろうか。

ものすごいスピードで狭い車道をすれ違う車は自身が乗っている車の車幅感覚を認識しているのかどうか。対向車が気をつけて衝突しないように努めているだけでたまたま事故を起こしていないという想像まで思考が働いているのかどうか。

日常で私が頻繁に出会うような著しく自己を客観視できていない、無意識に人を傷つける性格の人間特性が顕著に現れているのがこの状況と感じる。

外壁もしくは対向車を傷つけないで通れる自信にその行動が裏付けられており、対向車も恐怖心を感じる隙がなければむしろそれは芸術的であり、芸術的だと評価するのもおこがましい程のテクニックではある。（それでも怖いものは怖いが、、）

しかし、そうでないのであれば不器用な者は不器用な者なりに自身の不器用さを自覚し、迂回するなり、多少遠回りしてでも大通りを通るなり、自信があれば通るなり、多様な選択肢の存在を発見していく必要があるだろう。

これは相手の為だけではなく、どちらかというと自身が余計な出費を支払わないようにするための努力である。

■作者メッセージ
まさに今日ぶつかりそうになりました、、(*_*)