真綿
消えないように傷を舐めた
優しく優しく痛みをなぞればまた今日の色が滲む
なにしてるんだろってつぶやく
最悪な感情と最低な感傷で息を隠した
あったかいベッドのうえでぜんぶわすれた
別のナニカを思うとき身を刺すような淋しさに焼かれた
匂いのしない言葉は全部消えちゃえ
どうせなんて言ったらさ
叱ってくれるといいのにな
どうしてもおぼろげな体温で思い出すなら涙が融ける
菓子を含んで口内を埋める
カビの生えた心はとりかえる
暖房の設定温度を二度上げた
体感は同じだ
寒い
動きたくない
優しく優しく痛みをなぞればまた今日の色が滲む
なにしてるんだろってつぶやく
最悪な感情と最低な感傷で息を隠した
あったかいベッドのうえでぜんぶわすれた
別のナニカを思うとき身を刺すような淋しさに焼かれた
匂いのしない言葉は全部消えちゃえ
どうせなんて言ったらさ
叱ってくれるといいのにな
どうしてもおぼろげな体温で思い出すなら涙が融ける
菓子を含んで口内を埋める
カビの生えた心はとりかえる
暖房の設定温度を二度上げた
体感は同じだ
寒い
動きたくない