守る
決して君を一人ぼっちにはさせない
俺が君を守るから
そんな約束を過去君にしたんだ
けど俺は君を守る事が出来なかった
無力な俺は何も出来なかった
こんな家から逃げ出したいと君は言っていたね
だから俺は頑丈な鳥籠から君を連れ出した
遠くまで逃げて逃げて逃げまくって
もう大丈夫だと思っていた
だけど俺達は捕まってしまった
君は再び鳥籠の中に閉じ込められ
俺は君の父親からかなりの額のお金を貰い
娘にはもう近づくなと言われた
数日経ったある日友人から君が結婚する話を聞いた
本当は誰かのものになって欲しくない
だけど君が幸せになるならそれでいい
もう俺のことは忘れてくれ
そしてたくさん幸せになってくれ
結婚おめでとう