ポエム
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魔法の指先
美しい音色が響き渡る店では生演奏を披露している。
私はコーヒーを待つ間、演奏者を眺めた。

指先で、
弦を弾き。鍵盤を叩き。笛を押さえ。
そして、リズムを執る。
まるで、魔法をかけているような、そんな指先。
もし、魔法をかけているのなら、
私は店内に入った時にすでにかかっているだろう。
コーヒーよりも音楽で私の心を満たしてくれる。
魔法の音楽。


私はコーヒー代とチップを置いて静かに店を出た。

16/05/10 20:53更新 / Aqua poem



談話室



■作者メッセージ
久しぶりに投稿しました。
よろしくお願いします。

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