ポエム
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新たな自分の旅路へ
故郷も過去も捨てて旅に出よう。
まわりから「お前は逃げている!」と言われれば、そうかもしれない。
だが、縛られた人生を抜け出すためには、全部を捨てて広い大地に一歩踏み出すしかない。

澄んだ空気。涼しい風。大地を照らす太陽。
夜になれば、丸い月、輝く満天の星空。
考えるだけで胸は躍(おど)る。
が、旅には危険や困難が待ち受けている。
期待と不安が私の中で入り交じり、胸が苦しくなる。
「それでも私は自由になる」
窓の外を眺めると、空は暗く、村は寝静まっていた。

「さようなら」

まとめた荷物を背負って、ゆっくりと部屋の扉を閉めた。

16/04/25 21:53更新 / Aqua poem



談話室



■作者メッセージ
自由を求めて旅に出る。その心情を書いてみました。
下手くそですがよろしくお願いします。

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