ポエム
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夜を騙せたら、生きていける。
明日が来ないって信じてもいいですか?
ぼくが無価値だって信じてもいいですか?
あなたは中絶に反対ですか?
彼女は中絶を選びました、そして朝が来たのです。
目まぐるしい日々と言ってしまえば、ぼくは口実を設けられますか?
夢を見るデメリットは何ですか?
自信を持つメリットは何ですか?
彼女は中絶を選びました、そして朝が来たのです。

少しでも近づきたくて、でも気付くとあなたは怯えていた。
正確に言えば、悲しむ必要はない。

その時にはもうぼくたちは諦めてしまっているから。

激しい雨が降れば秩序は全て流されてしまう。ぼくは憎しみを理由に君を愛してみたりする。それが似合うタイミングがわかれば、もう怯えることはない?

部屋の壁に反響して呼吸が跳ね返ってくる。
ぼくはペースト状に伸ばされた嫉妬を放ったらかしにしてしまう。
価値を見出して欲しいのに。

あなたの目が欲しい。だから街灯を眺めていた。それだけで人生を丸々潰せるなら、たぶん死に気付かれない気がして。
22/01/18 00:01更新 / Laurie Birds



談話室



■作者メッセージ
スパイダーマン見てきました。

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