ポエム
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わたしの詩に感想を残してくれた人だけに向ける感謝と嫉妬とエゴ
あなたに許可を与えるわ、でもそれは中途半端になってしまう。「私を笑う声は、この世界が幸福の証なんだよ、」
わたしの体に触っていいの、自由に。それはわたしだけが決められること。わたしの体をどうするかは、わたし自身が決めなくちゃいけないこと。「そう、決めなくちゃいけないこと」
でも、命は拒絶する。 ポケットに入れていたソフトケースのタバコは仕事中に全部潰れた。 

だって信用できないから。あの事件が起きた時、ぼくはまだ産まれていなかった。子宮から漏れた羊水で分娩室は水浸しになった。
ぼくは目だけを動かせる。そして祈っている。
夜はまるくないんだよ。

もう寝るには遅すぎる。わたしの体にはたくさんの食べ残し。でも美しい曲線がある。わたしを閉じ込めてしまう。

わたし、あなたの鍵になれる。
わたし、あなたの重ねた罪になれる。
でも何のため?

誰かを抱きしめるのは間違っている。腕は、自分を自分に抱き寄せるもの。わたしはただ許可を持っている。この体がわたしを満たしてくれる。わたしは許可を持っているのよ。わたしだけが。
22/01/29 23:59更新 / Laurie Birds



談話室



■作者メッセージ
あなただけのために書きました。あなたがきっかけで書きました。あなただけに届けば嬉しいです。
そしてこの詩は、あなただけに繋ぎ止められたいと願っています。

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