ポエム
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わたしの詩にいいねを押してくれた人たちだけに向ける感謝と嫉妬
わたしならこの空を使ってちっちゃなちっちゃな花束を作れる
でも絶対にあんたのためなんかじゃない
だってその肌はひどく汚れているし、
あなたはわたしの人生に幸せへの疑いをもたらしてくれる人じゃないから

そんなこと絶対にしてくれないよね?

明日までにはまた年を取っていく
たぶんもう、あなたの肌の上に頬を乗せることもできなくなる
つまり、あんたはもう2度と濡れる感触を知ることはできない
だからあなたは、脱水症状で死ぬんだよ?
いい響き、

そう思うよね、

昨日、苗を買ってきた
でも植える前に捨ててしまった
あなたの顔をどうしても思い出してしまった

わたしとあなたの愛が本物だった瞬間はなかったよ?
でもそれで良かった
それが何よりの証拠になる、期待する必要も祈る必要もわたしにはないという
きっと、たぶん、わたしの目が成熟していなかったから、空はあんなにも嘘っぽく見えた

そしてこう思う
わたしたちが前線の様子を全く知らないことが悲劇の始まりだって

どうか、懐かしい日々よ
わたしの存在に蓋をしてください
そしてよく煮てください
22/01/28 09:38更新 / Laurie Birds



談話室



■作者メッセージ
素直にありがとうを言うメリットってなんですかね?それを考えてる内にわたしは今日も生き延びていて、とりあえずイヤホンを耳に突っ込んで同年代の人たちの音楽に耳を傾けていたりします。すると今度はめきめきとありがとうを言うことが強迫観念となりありがとうという言葉の弊害について思いを巡らします。でもうずくまっていたあの人を平気で素通りしていくあの人たちには吐き気がしたんです。とてつもない吐き気が。

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