奴等
こんな季節に
アイツがやって来た
今夜もまた
寝るタイミングを逃す
線香的なもんも
液体的なもんも
今さら無いし
それなら
タバコの煙はどうよ?って
ムキになって吸ってみるも
全く効果なし
じゃあ
思う存分
吸いやがれ
腹一杯になれば
居なくなるだろうと
我慢をしてみたが
耳障りな羽音に
何匹居るの??と
耳を疑う
ムヒ的な物は
ちょっと前に捨てた
爪痕を幾つ
残してみても
痒みは治まらない
もういいじゃん
じゃんじゃん
吸っちゃえば?
開き直って
奴等と
ルームシェア?
タバコを咥え
この詩は
心の詩?
日常詩?
季節の詩?
それにしても
痒い...