ポエム
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信じようとは思ったけど
貴女を信じれなくてごめんなさい
貴女との距離をいつも推測って
それでもその中に幸せと未来を感じていました

誠実に生きようと思うのは
責任に縛られて生きることで
押し付けがましくも
貴女に誠実を求めてごめんなさい

来る日は貴女の白いオーバーオールのように
ベージュのニット帽のように
優しさと儚さを遠ざけました

貴女のくれたあの手紙を捨てられるはずもなく
今でも何を思ったか見返しては
締め付けられる心から涙を滲ませています

春夏秋冬を彩る貴女との記憶は
最早、雑音へと変わり果て
致し方ないとは思っても耳を塞ぎたくもなります

君は嘘をついたんだ
僕だけを置いていくなんて
何もかもを狂わせやがって

それでも尚、これが冗談めくのは
貴女がいたから今在るこの人生に
感謝しているからかもしれません

それでも、やっぱりそれでも
貴女を恨む私がいるのも事実
気まぐれに懐かしんでは
貴女との潰えた約束に胸を抉られ

改めて世の理不尽さをひしひしと痛感しています
御宅を並べて生きるより
貴女と本音で語りたかった
貴女が隠したその素顔を一目見たかった

推測って信じれなくて
誰が悪いって君じゃないか

でも、それだけじゃ私は浮かばれない
貴女が褒めてくれた
一生懸命さとその優しさに自信を持って
この人生に一矢報いることが
今できる何よりの貴女への復讐であり
私にとっての生きる理由なのです。
23/11/30 03:08更新 / U.S.



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