ポエム
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吐息が染まる季節に
君との視界がため息を誘う

電光掲示板に照らされて
遮断機の前で立ち止まって
車の通らない夜の信号機に
律儀に従っていた僕たちは

全く別の世界線を生きているようで
どうにも僕はまたこんなことを綴っている

流るる年月は傷を癒してはくれず
道行く人々は僕に目もくれず

寂しさと淋しさを堪能した僕は
次の一手を模索するのに疲れて

期待はずれの昨日に落ち込みながら
なんとなく今日を過ごして
期待に満ちた明日を待っている

最も低い類の僕は君のことを同類だと思ってて
それのために自分に最低のレッテルを貼っている

意味不明で理解不能な事象に
動じない僕が完成した暁には

当時を振り返っては不思議だと
首を傾げてみたい

今日は朝に君との永遠を誓って
今日は夜に君との永遠を望んだ日

もう耐えられないなんて叫んでは
耐えざるを得ない日々を過ごした僕に

いつか誰かが味方して
幸せを求めることがないように

なってほしいななんて思っています。
23/10/16 23:19更新 / U.S.



談話室



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