ポエム
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今夜散歩に出かけよう、明日がくるまえに
(*´ω`)やった〜。コンビニ行ったら、おにぎりいっぱいだ〜。
よし!梅干しむしゃむしゃするぞ!

……。
こんなふうにバカみたいなことやってるけど、明日は真面目な顔で仕事に行くんだもね……不思議。

散歩に出かけた。

傷ついたっていい、生きてれば雨は上がるものだし、どうせまた降るものは降る。ならいつだってじぶん自身に愛想ふりまいてればいい。リアルじゃ私私してなくたって、どこかに居場所があって、その場所で咲いてればいい。

夜は誰もいないから好き。

日の当たる道を歩けそうにもないけれど、路地裏でテキトーに咲いてる雑草だけど、なんだかそんな気がした。なんだってやれる。夢さえあれば、たとえ叶わなくても、私の歩いた道は最期によかったなって輝くと思う。

嘘を右ポケットにいれて。

灰色の空でも、どこまでも生きていける気がした 。

痛みを左ポケットにいれて。

3日ぶりの快晴、水たまりにうつる暗い顔を肯定できる気がした 。

今日を胸ポケットにいれて。

ペンギンでも、ダチョウでも、ニワトリでも十分。地上はどこにだって繋がってる、空なんかじゃ見れない景色を見ていたい。

夜道はどこまでも続いていて、どこまでも歩いていける気がした。

会社に行く前のこの夜、散歩して、寝不足で明日きつくても。向こう側で呼吸してる明日や日々が無性に愛しくなった。

この思いが、どうか終わりまで歩き続いていてね。

さよなら、今日。

わたし、明日も歩きます。

(*´ω`)読んでくれた人、ありがと。きみの明日もがんばれ!
16/11/27 23:52更新 / 黒須らいちゅう



談話室



■作者メッセージ
ちょっとテンション上げてみました……(/ω\)

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