ポエム
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いい夢が地面に
雨の音でふと起きた 窓の外、 ざあ ざあ
って、アスファルトに落ちた
                  ぼくのいい夢だきっと、
            
              カーテンを閉じて瞼も閉じる

   裏の瞼開けて見つめた先、上、そうだ、その青空のことはまだ知らない


                         雲の向こう側?

まだわからない 17の水色時代語るにははやい黒
                       「地球は青かった」らしいね 

ガガーリンだか、マーガリンだか知らないけれど

空がブルーな理由はじゃあ、そういうことで。

         ぼくの顔色が青な、その訳はまだ知らない、今は、

 土曜日、雨の後、アスファルトの匂い、濃密なバターみたいで、むせそう、ツイート、ツイート

 甘い濃密な夢を見ていたはずのぼくは思いだす、なにか語るべきことがあったんだ

 ぼくはその夢を見て、なにか言いたかったんだ 何も思いだせず、雨はまた降り、また晴れて、

 天気の日の水たまりに、映るぼくの青い色の顔に、その水色時代に、その上、ぼくの背景は、

  きっと青空で、真っ青で、だからぼくはまた君に電話するんだ、ツイート、


       「土曜日は青かった」ってね、リツイート、ぼくのいい夢へ、手紙
        きみへ

                 きみはだれ?
16/11/21 19:43更新 / 黒須らいちゅう



談話室



■作者メッセージ
土曜日の雨を見ていると、雨の一粒一粒にぼくの夢やぼくの未来や過去の可能性が閉じ込められている気がした。きみへ。

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