ポエム
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鬼火

夜は何度も星影を投げ

プラズマはゆれて輝き

人々の悲しみを包んだ

ひたすらに歩いた、足音は
蹄のように鳴って、響いた

幸福論を小脇にかかえて
いい死に場所を探す。

ここがまほろば

ひややかな眼の中


冷たい水が体内で
ぬるくなっていき
血中で沸騰してく



堕落論は橋から投げ棄てた



18/10/14 07:04更新 / あいかしのみ



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