ちっぽけな機械
ちっぽけな機械から溢れる様々な言葉
怒り不満、いつまでも変わらない世界
そんな世界を見て、いつの間にか自分の心に棘が刺さった様な気がした。
何もかもに目をつむりたくなり、おれはちっぽけな世界を閉じた。
偶然つながった出逢いを消していく。
消して消して消しまくって、それでも心の棘は取れなかった。
自分ではどうにもならない感情
最後に辿り着いたのは、昔一緒に遊び語らいした仲間だった。
何年も話してなかったのに、何も変わらず語れる兄貴。
悲しい感情を持ち前の明るさで、吹き飛ばしていく姉さん。
悲しみを分かち合い、それでも前へ進むよう背中を押してくれる相方。
今では、それぞれの居場所にいる仲間たちの強さや優しさに触れ
心に刺さった棘が抜け、だんだんと丸くなっていくような気がした。
そんな大切な仲間と話せたのも、このちっぽけな機械のおかげだった。
きっとまた、この手の中にある機械に振り回されることもあるだろう。
知らぬ間に誰かの心に棘をさしてしまうかもしれない。
自分で消した出逢いに後悔がないわけではない。
今はただ、もう少し仲間の近くで羽を休ませよう。
また馬鹿みたいにくだらない話で、笑いあえるように。
怒り不満、いつまでも変わらない世界
そんな世界を見て、いつの間にか自分の心に棘が刺さった様な気がした。
何もかもに目をつむりたくなり、おれはちっぽけな世界を閉じた。
偶然つながった出逢いを消していく。
消して消して消しまくって、それでも心の棘は取れなかった。
自分ではどうにもならない感情
最後に辿り着いたのは、昔一緒に遊び語らいした仲間だった。
何年も話してなかったのに、何も変わらず語れる兄貴。
悲しい感情を持ち前の明るさで、吹き飛ばしていく姉さん。
悲しみを分かち合い、それでも前へ進むよう背中を押してくれる相方。
今では、それぞれの居場所にいる仲間たちの強さや優しさに触れ
心に刺さった棘が抜け、だんだんと丸くなっていくような気がした。
そんな大切な仲間と話せたのも、このちっぽけな機械のおかげだった。
きっとまた、この手の中にある機械に振り回されることもあるだろう。
知らぬ間に誰かの心に棘をさしてしまうかもしれない。
自分で消した出逢いに後悔がないわけではない。
今はただ、もう少し仲間の近くで羽を休ませよう。
また馬鹿みたいにくだらない話で、笑いあえるように。