穴の空いた心から
ボロボロになった心から
溢れてできた水溜まりを
今まで何個作っただろう

絆創膏なんかじゃ治らない
この傷に気付かないふりをして
傷つかないふりをして
今日もやりすごす
ただそれだけで
一体いくつ傷を作っただろう

心は自分のものなのに
手綱を握るのもままならない
ワガママなとこは似てるけれど
そんなんじゃ嫌いになっちゃうよ

ウザったいのも
醜いのも
憎いのも
苦しいのも
悲しいのも
愛おしいのも

全部心で
全部自分だ

私の心は私のもので
わたしの心はそのままわたしだ

誰か大事にしてあげて
誰かに大事にされたいの

誰かの1番になりたいなんて
醜い感情だなんて笑って

でもね
誰でもいいわけじゃなかったの


自分の心も操れないくせに
他人の心を操ろうなんて
100年早いと誰かが笑う
自分の中の誰かが笑う

答えはもうあるはずなのに
誰かの答えを求めてる
自分の正しさは
自分じゃ測れないんだった
誰の正しさも
誰にも測れないのに

にげること
にげたいこと
1番恐れていることは何
私は何から逃げればいいの

心は平穏を求めているようで
事実そうじゃないようで
あなたは何をご所望ですか
私は何をご所望ですか


宙に舞ったあの紙切れは
薄っぺらい思い出のようで
私の心に絡みついた鎖も
あんなふうに飛んでいってしまえばいいのに

なにが私を縛り付けるの
何にしがみついてるの
寄りかかっても歩けないような
ボロボロな杖のくせに

■作者メッセージ
思いつくままに書きました。
稚拙ですみません。