ありふれた一日と君に
君を連れて どこまでも行けたらいいのに
あの日の空の約束ごと君を連れ去りたいなんて
ミルクを ほんの少し足したような真昼の月が浮いていた
歩いて帰るには なんだか勿体ないような
そんな ありふれた何でもない一日が あってもいいんじゃない?
視線の上では鍵尻尾のトラ猫が 僕を見下ろしていた塀の上
繰り返しの終わりを告げるような
一週間の始まりを告げるような
朝焼けを抱きしめながら
また新しい自分へと還ってゆく
あの日の空の約束ごと君を連れ去りたいなんて
ミルクを ほんの少し足したような真昼の月が浮いていた
歩いて帰るには なんだか勿体ないような
そんな ありふれた何でもない一日が あってもいいんじゃない?
視線の上では鍵尻尾のトラ猫が 僕を見下ろしていた塀の上
繰り返しの終わりを告げるような
一週間の始まりを告げるような
朝焼けを抱きしめながら
また新しい自分へと還ってゆく