ポエム
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ありふれた一日と君に
君を連れて どこまでも行けたらいいのに
あの日の空の約束ごと君を連れ去りたいなんて
ミルクを ほんの少し足したような真昼の月が浮いていた

歩いて帰るには なんだか勿体ないような
そんな ありふれた何でもない一日が あってもいいんじゃない?
視線の上では鍵尻尾のトラ猫が 僕を見下ろしていた塀の上

繰り返しの終わりを告げるような
一週間の始まりを告げるような
朝焼けを抱きしめながら
また新しい自分へと還ってゆく





21/02/01 08:14更新 / 三坂 由伎



談話室



■作者メッセージ
のんびりとした気持ちで思いつくまま書いてみました。
のんびりリラックス気分を、少しでもお届けできていましたら嬉しいです。
読んでいただきまして、ありがとうございます。

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