ポエム
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星と君のストーリー
星が一つ落ちた夜
打ち震える心の奥の音一つ落ちた
こんな自分では救えないって
泣いた夜の味噛みしめて
毛布にしがみつき泣き明かした独りきりの夜

本の中の世界の終わりを見届けると言って
消えてったあの子の気持ち
今なら分かるのかな
使命感だけでは もう自分すら救えないよ
今日も また星が一つ落ちた

叶えたい願いは皆が持てるものがいい
叶わない願いばかり追いかけてると疲れてしまうからね
とっておきの願いは新しく生まれたばかりの年がいい
真っ白く皆の願いであふれ返っていないからね
染めあがってない白は たくさんの可能性があるよ

君が泣かなくなった あの日
ほんの ちょっぴり強くなった君が
そこにいたんだ
星は もう落ちなくなったよ
20/12/14 06:38更新 / 三坂 由伎



談話室



■作者メッセージ
この詩は、詩で書き綴る物語りとなってます。
シリーズとして書いていたりしてます。ちょっとずつですが、こちらのシリーズも投稿していきたいと思ってます。
読んで頂きまして、ありがとうございます。

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