神の眼
神よ
私の眼を抉り取っておくれ
偏見にまみれ、嫌悪の焔に燃え滾る
私の厭らしく、穢れた眼を
そうしたならば
今度は私が、貴方の眼を抉り取ろう
公正に物を視、慈愛の泉が溢れかえる
貴方の澄んだ、穢れなき眼を
私は、それが欲しいのだ
それさえあれば、どれだけ世界が
美しく視えるのやら
私の眼を抉り取っておくれ
偏見にまみれ、嫌悪の焔に燃え滾る
私の厭らしく、穢れた眼を
そうしたならば
今度は私が、貴方の眼を抉り取ろう
公正に物を視、慈愛の泉が溢れかえる
貴方の澄んだ、穢れなき眼を
私は、それが欲しいのだ
それさえあれば、どれだけ世界が
美しく視えるのやら