眠りの前に思い出す貴方
この蒲団みたいになってくれればいいのにね。
私を捕らえてずるずるずるずる。
重たい蒲団は苦しいけど、
とっても気持ちいい。
だけど
我儘叶えてくれる貴方は
夢と現実を行ったり来たり。
私は、
外なんて気にしたくないのに。
蒲団から出たくないのに。

■作者メッセージ
繊維がぎっしり詰まって、重たくて冷たい冬の蒲団って、最初は寒くていられないけどだんだんあったかくて気持ちよくなってきませんか？