ポエム
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公園
夕の入の頃

一人の少女が誰もいない公園で

寝そべり空を仰いでいた

雲が溶けてきそうな

同時に心も溶けて

涙に変わってしまいそうな

そんな午後


少女は

雲の隣を滑る白い鳥を見つめ

小さく歌を歌ってみた

ハミングにも

ため息にも似て


気付くと雲と雲の隙間

金の環がかかっていた

流れようとする涙を

そっととどめるかのように

19/10/02 09:59更新 / さと



談話室



■作者メッセージ
秋は空が綺麗だと思います

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