ポエム
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鏡
朝の果ての限りない線上を
おれはのろのろ歩いている
空に陰りはなく
風が幽かにざわめくばかり
地平の点へ向かうように
おれという世界は
世界というおれを反射している
罅が硝子を裂くよりもはやく
おれの意識は暗くなる
21/06/02 15:46更新 /
騒音として私は静かにする
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