虚ろの華
幼心にポッカリと空けられた穴がある
聞く耳は無かった 交わる視線も無かった
通わせる心なんて望めもしなかった
痛みは麻薬だ 鎮痛剤なんて効きやしない
触れては駄目だと解って 頭を振っても
心は闇を受け入れようとする
疲れきった身体が木陰を求めるように
渇ききった喉が冷水を求めるように
気付けば一輪 虚ろの華が咲いてしまっている
幼心を食い散らかす姿は艶めかしく
美しい筈の色は決して輝かない
忌々しく思っても決して枯れる事の無い
虚ろの華が咲いてしまっているよ
聞く耳は無かった 交わる視線も無かった
通わせる心なんて望めもしなかった
痛みは麻薬だ 鎮痛剤なんて効きやしない
触れては駄目だと解って 頭を振っても
心は闇を受け入れようとする
疲れきった身体が木陰を求めるように
渇ききった喉が冷水を求めるように
気付けば一輪 虚ろの華が咲いてしまっている
幼心を食い散らかす姿は艶めかしく
美しい筈の色は決して輝かない
忌々しく思っても決して枯れる事の無い
虚ろの華が咲いてしまっているよ