ポエム
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美醜
少しすれば聞こえなくなる虫の声

丁寧に切り取られた街路樹を街灯が照らす

澄まし顔で何気無く椅子に腰掛けて

幻視でも良いやと思いながら

眺める風景の静かながら美しいこと

私はそれらをずっと知っている

世界はきっと美しいままだということ

...世界はきっと美しいままだと

ソレが汚く見えるだけ私が汚れたことも

私はずっと前から知っていた
21/11/04 21:39更新 /



談話室



■作者メッセージ
見えるモノがどう映るのかは自分の心持ち次第

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