ポエム
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涙氷
寒さに身が震える 其処に冬を覚える

刹那の様な紅を仕舞い 秋終い

一瞬の笑みを浮かべ 悲しみに涙が流れる

遠い熱に身を焚べながら 僅かでも燻れと祈り

厳寒と冬の果て 温む春を毛嫌い

頬に張る薄氷を拭わず 川に成れと願う

身勝手に暴れる 心の矛盾が愛惜しい
21/11/03 03:39更新 /



談話室



■作者メッセージ
分かってくれと思いながら、無理だろうと諦める

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