夜の音
心の底を闇まで沈ませるのは
二度と取り戻せない時だけでいい
そう思いながら静かな音を聴いている
優しげなのにどこか寂しく
届かない遥か彼方に響くような
そんな音に自分を染み込ませている
世界は眩しくてかなわない
朝焼けなんて来なければいいと
その一夜だけ心を死なせて眠るのさ
どうせ巡る陽の下に香る匂いを
ただの日常としてまた楽しめるように
二度と取り戻せない時だけでいい
そう思いながら静かな音を聴いている
優しげなのにどこか寂しく
届かない遥か彼方に響くような
そんな音に自分を染み込ませている
世界は眩しくてかなわない
朝焼けなんて来なければいいと
その一夜だけ心を死なせて眠るのさ
どうせ巡る陽の下に香る匂いを
ただの日常としてまた楽しめるように